ジブリパーク『青春の丘エリア』のデザイン図と現地を見比べる


今回は愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に建設されるジブリパーク第一期エリアのひとつ
『青春の丘エリア』をスタジオジブリが描いたデザイン図と実際の建設場所を見比べてきました
この青春の丘エリアはジブリアニメに登場した
『耳をすませば』『ハウルの動く城』『猫の事務所』に関連した施設が建設されます


(C)Studio Ghibli


ジブリパーク建設にあたってのスタジオジブリの考え

スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーは会見でこのように述べられています
「既存の施設をなるだけ壊さず、それを生かしながらジブリのものをやる」と
ジブリ映画には『平成狸合戦ぽんぽこ』やその他作品にも環境問題を取り入れられた作品も多く
スタジオジブリ作品のイメージからも自然を大切に考えた構想なのでしょう

(C)Studio Ghibli


『ハウルの動く城』をモチーフにしたエレベーター


(C)Studio Ghibli

この場所は愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の正面玄関(公園北入口)から
真っすぐに進んだところにある、モリコロエレベーターです

デザイン図を見て頂いたらわかるように現実世界では見たことのないような建物で
19世紀末の空想科学をイメージしたエレベーター棟になります
『ハウルの動く城』や『天空の城ラピュタ』の映画に出てくるような建物になる

既存施設のエレベーターを使用することもあり、形状はほとんど変わらないようです
エレベーター手前にはアーチ型の入場門があり、ここからジブリの世界が始まります。
入場門はどんなデザインになるんでしょう


デザイン図ではエレベーター中央に時計が付き屋根には煙突の様な塔が見えます
時計が定刻になったら鐘がなったりするのでしょうか?楽しみです
螺旋階段の屋根には可愛い三日月のオブジェが見え、階段中央にはエレベーターと
繋がった通路があり、ここにも何かしら面白い仕掛けができるのでしょうか?

デザイン画では全体的に木材を使った外観に見えますね
エレベーターの出入口には屋根のあるスペースもあり
雨が降った時はベビーカーの方は助かりますね
この『青春の丘エリア』で一番のも白いと思ったところが全体のデザイン図の
エレベーターのテラスの下に『紐のようなものに吊るされている物体』があるのです
エレベーターのみのデザイン図では「旗」が確認できるのですが
これはいったい何でしょう?完成が楽しみです
この場所はエレベーターという事もあり、無料開放場所となる


青春の丘は平成初めの住宅地をイメージ

ここは「青春の丘」と名がついてる様に、
『耳をすませば』中学生主人公の月島雫、14歳 ※天沢聖司15歳
『猫の恩返し』高校生主人公の吉岡ハル、17歳
青春真っただ中の主人公たちのエリアです

画像の中央あたりに『耳をすませば』に登場した「ロータリー」ができ、
中央にシンボルツリーが植えられます。
その奥に『猫の恩返し』、バロンの「猫の事務所」ができ
前回BLOG⇒ジブリパークの「猫の事務所」は「地球屋」の1/100の大きさ

右側が『耳をすませば』の「地球屋」正面玄関です
どの施設も現状の地形を生かしながら建設されていくようです


地球屋の正面玄関横からの景色です
階段下、踊り場から左に行くと「地球屋」のトンネルの場所です

こちらがトンネルを抜けたあたりの景色
なんでもない場所ですが、地球屋のトンネルから抜けてきたら
何か物語が始まるような予感を感じます


「地球屋」はデザイン図の段階からよく考えられており、
高台などの地形を利用した建築や、テラスからの眺めなど
映画の世界観を忠実に再現してくれるだろう
色々な角度から楽しめ、アニメの中だけでは知ることが出来なかった
新たな発見があるでしょう


  

 

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