ジブリパーク「ジブリの大倉庫エリア」元温水プール設備改修工事


2022 年度に開業を予定しているジブリパークの3エリアのひとつ

『ジブリの大倉庫エリア』の元温水プール設備改修工事契約締結(2回目)

鹿島建設株式会社 中部支店

 

2019年7月に募集開始 10月に基本協定書締結・技術協力業務委託契約・設計協力協定締結

2020年1月に見積り合せ・工事請負契約締結し、2020年1月15日からう先行改修工事が始まっていました

前回のBLOG⇒ジブリパークの「ジブリの大倉庫エリア」進捗工事を写真で見る

 

そして今回4月28日に2段階目の工事請負契約締結となりました

前回の契約金額が約2億800万円⇒今回の契約金額は約2億8000万円   

鹿島建設が優先交渉権を持ち第一期ジブリパークの3エリアの施工を行う
『青春の丘エリア』『どんどこ森エリア』『ジブリの大倉庫』エリア


ちなみに2023年のジブリパーク第二期の施工業者は決まっていませ
『もののけの里エリア』『魔女の谷エリア』


ジブリパークの工事請負業者はどのように決まるの?

 


(C)Studio Ghibli

各業者の提案書を提出してもらい100点満点で採点

評価項目は以下になる

実施体制・ 類似業務実績   5 点  
社会的取組          5 点 
業務理解度等          37 点 
具体的な業務 内容       38 点  
地域経済等へ の配慮       5 点
VE 提案          10 点   

上記項目の中にもっと細かい内容がありますがここでは省略させていただきます

評価点をつけて業者を選定

それにより優先交渉権者に鹿島建設に決まりました


ジブリ作品の世界観作りはベースが大切?

ジブリパーク建設に当たって一番大切なのは、スタジオジブリ作品の世界観ですよね

皆さんの好きな建物、風景などのイメージがあることでしょう

ですがジブリ作品の中には非現実的なファンタジーな世界観もあります。

それを愛・地球博記念公園(モリコロパーク)という公園施設の現実世界に忠実に表現しようと言うのです

デザイン図や設計図だけで「はい、おねがいします」と言われても無理ですよね

そんな難しいであろうジブリパーク建設に当たっては

設計段階から施工者独自(今回は鹿島建設)のノウハウを取り入れる発注方式

(技術提案・交渉方式[技術協力・施工(ECI)タイプ])を採用し進められる

(C)Studio Ghibli

 

簡単に説明すると、ジブリパークプロジェクトの設計段階から施工者(今回の鹿島建設)の技術力、

ノウハウをもらい、コスト縮減、工期短縮を行い、その見返りに前工事を依頼します。

発注者(愛知県)と優先交渉権者(鹿島建設)は実施設計後に価格交渉を行った上で合意に至れば

工事契約を結びます※合意に至らなかった場合、改め施工業者が選定される。

 

ですが今回特に大切なのはスタジオジブリの持つアニメーション作品の世界観

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)施設として現実世界に忠実に表現する必要があるため

設計段階から施工者とタッグを組んでいくという事なん特に重要なことだと思います

忠実なジブリの世界観を楽しみにしたいです

正直、ジブリファンは作品愛も強く、中にはジブリスタッフより詳しい人もいるでしょう

目の肥えたジブリファンでなくても、ジブリの好きなシーンをお持ちの人は多い事でしょう

素敵なスタジオジブリ世界観を楽しみにしています。頑張ってください鹿島建設様

 

ジブリパーク案内所では建設段階からできるだけ詳細な内容を掲載していきます。

地盤の基礎から完成まで追っていけたらと思います

 

最後まで読んでいただきありがとうございました
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